2006年04月05日

【Winny】「キンタマコレクター」が火に油を注ぐのか?

煽るような記事があるので取り上げてみる。

マスコミと情報収集家が悪化させる「Winny問題」(IT Pro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060403/234347/

 通常のウイルス問題とは異なり,他のユーザーがウイルスに感染することを喜ぶユーザー層が出現したことが原因の一つだと考えられる。Winnyウイルスが流出した情報を集める“コレクタ(情報収集家)”である。「コレクタは収集した情報を“再放流”し,流出情報の拡散に拍車をかけている」(トレンドマイクロ 岡本氏)という意見は,今回取材した専門家のほとんどから聞かれた。

 では,コレクタは情報が流出したことをどうやって知るのか。ほとんどの場合,マスコミによる報道であると考えられる。

大部分は逆のような…某掲示板群某板某スレッドに張り付いている新聞記者がキンタマコレクターの収穫の報告を裏取りして(おそらく実際にWinny使って調べているだろう…)報道してるだけに見えるけど…(さらに後追いがここ…:-P)。

それにしても、「キンタマコレクター」が出ることはウィルス作者も予想してなかった展開だろうなぁ…

 コレクタは報道で情報流出の事実を知り,その情報を入手しようとする。入手すると,その情報をまとめなおして,再びWinnyネットワークへ放流する。まとめなおした情報には,ウイルスが含まれる場合も少なくない。このようにして,一度流出した情報は瞬く間に拡散し,より多くのWinnyユーザーが入手することになる。

 もう一つ,Winny問題を報じることには大きな“副作用”がある。新規ユーザーを増やすということである。Winnyウイルスによる情報流出を報じることは,注意を呼びかける一方で,それまでWinnyを使ったことがないネット・ユーザーに「Winnyネットワークには流出した情報があふれている」ことを知らせることになる。大げさな報道を見れば,「流出している情報を見てみたいと思っても不思議ではないだろう」(ネットエージェント杉浦氏)

 かくして,情報流出に関する報道は,コレクタに新たな“コレクション”を与えるとともに,新たなコレクタを生み出す。実際,Winny経由で流出した海上自衛隊の情報の所有者は,流出を伝える報道を契機に急増したという。ネットエージェントの調査によれば,「2004年3月に流出した京都府警の情報を同時に所有していたユーザー数(同時所有者数)は100人程度,一方,海上自衛隊の流出情報については,同時所有者数はおよそ1000人だった」(杉浦氏)。



 増えているのはコレクタだけではない。Winnyの被害者も増えていると考えられる。報道を見てWinnyを始めるユーザーの多くは,「流出情報を見ることができる」といった“メリット”しか目に入らないようだ。自分自身が感染するとは思っていない。

キンタマコレクターになっている人は「Winny専用のPCだけで立ち上げる」とかそれなりにいろいろ対策をしているようですが、報道を見てWinnyを始める人のほとんどは火事の現場にわざわざ出て行って火傷する野次馬。
それに加えて、自分の情報が流出していると知った場合も、絶対に普段はWinnyに手を出さない人でも多分調べたくなるだろう。その結果、素人がそれなりの対策もしないで始めるので自分自身も感染して被害が余計に増えるんだろうね…

 一連の報道を見てWinnyを始めようと考えているユーザーは,なぜWinnyにまつわる事件がこれほどまでに報道されているのかを改めて考えてほしい。「自分はそこそこスキルがあるからウイルスに感染することはない」と考えている人ほど危ない。「自分のスキルを過信している“中級レベル”以上のユーザーが被害に遭っている」(ネットエージェント 杉浦氏)。

十分に知識がある人ならば、そもそも大事な情報の入ったPCでWinnyを立ち上げようなんて思いません。
自称「パソコンに詳しい人」というのが十分に害悪のような気がするんですけど…
おそらく「ネットランナー」辺りで仕入れてきた知識で、音楽がただで聴けるから、エロ画像・エロ動画がただで見れるから…で他人にWinnyやらShareを勧めているような人もいると聞きます。


内閣官房情報セキュリティ センター(NISC)では,その発表資料(PDFファイル)の中で,

ファイルの流出はあなた自身にとどまらず,あなたの勤務先や家族・友人等にも大きな不利益を与えます。場合によっては,職を失ったり人間関係が崩壊したりすることにもなりかねません

と警告している。このリスクを負ってまで,Winnyを始める必要があるのか,そこまでして見たい情報なのかどうか,改めて考えてほしい。

早い話、「素人はすっこんでろ」ってことですね。

そもそもP2Pファイル共有ソフトという、どちらかといえばアングラツールに属するようなものがお手軽な入門書まで出てるって自体が異常なんだよな…
posted by 元うぇぶますたー at 01:55| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 個人情報 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/16153148

この記事へのトラックバック